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皆さんこんにちは!
天然産ゴリラです。
今回は筆者が、毒親の毒から抜け出すために読んでいた本を紹介します。
今回紹介する本は「幸せになるには親を捨てるしかなかった」という海外の本が翻訳されたものです。この本の筆者も毒親育ち。カウンセリングという仕事を通して多くの毒親育ちの方と接してきたなかで感じたことや考察が大変ためになる本です。
専門的知識がある上で自身の体験と照らし合わせて本にしてくれています。たくさんの心理学の本を読んできましたが、ここまで衝撃的で参考になる本はいままでにありませんでした。
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毒親からつけられた傷は絶縁してからも付きまとう。‐幸せになるには親を捨てるしかなかった感想‐
幸せになるには親を捨てるしかなかった。その通りなんです。
実際に毒親と絶縁して離れて暮らすようになった今でも、毒親にされたことを思い出してイライラしたり、毒親のような未熟な考えに支配されてしまうこともしょうちゅうあります。
ただ、1つ言えるのが関わりを絶ったことによって、日常的につけられていた傷が増えなくなりました。毒親って傷が開いてるときに塩を思いっきり塗りたくってくるじゃないですか。それが無くなっただけで、少しずつ傷が良くなってきました。
それでも傷はたくさん残ってて、その傷との戦いの毎日。
家を出たから終わりじゃない。
これが真実でした。
周囲からの心無い言葉との戦いでもあります。
あなたよりもっと大変な人はいる
過去のことばっかり気にしてないで前を向きなよ
どうして親元から離れられないの?
聞き飽きるほど聞いてきました。
離れたくても離れられない。そんな両極端な気持ちがさらに自分を追い込んでいく。それほどまでに毒親問題は深刻だということを周りの人は知らない。
「幸せになるには親を捨てるしかなかった」にも同じような経験をした人の話が載っていました。
こんな苦しい思いをしてるのは私だけじゃなかったんだと思えるだけでも、少しだけ気が楽になりました。
普通育ちさんに毒親のことを説明したいとき‐幸せになるには親を捨てるしかなかった感想‐
「今まで自分が関わってきて理不尽だなと思う人や言われたセリフを、生まれたときから今までずっと言われてる状態」
ということで相手も納得しやすくなり、理解してらえる可能性が高くなります。
それでも理解できない人は残念ながら世の中たくさんいますので、その人からは少し距離を置くことをおすすめします。
「幸せになるには親を捨てるしかなかった」の筆者も過去に、信頼していた人に毒親や毒家族の人のことを話したことがあります。
しかしその人は、私のことを理解しようとせず「仲良くすればいいのに。その人たちは何も悪いことをしていない」と言われて嫌な思いをしたことがあります。そのあとにわかったことですが、その人は外面は良く人気もあるが、かなり性格に難がある人だとわかったのです。
こうして、毒親の話を通してその人の人間性や自分のことを本当に好いてくれているか、理解しようとして健全な愛を向けようとしているかがわかるようになります。結果的にその人とは疎遠になりました。疎遠になってよかったと思います。
精神的に未熟な毒親の被害者がアダルトチルドレン‐幸せになるには親を捨てるしかなかった感想‐
毒親は基本的に、精神が未熟です。
精神が未熟なので、子供に責任を擦り付けたり、お金を巻き上げたり、いじめっ子のようにたくさんの嫌がらせを愛だと子供に勘違いさせてきます。
それは愛ではありません。
いじめっ子がやる嫌がらせと大差ないのです。
子供は親に絶対的な愛情を持っています。しかし、精神的に未熟な親たちはそれを利用してくるのです。なんとも悲惨なことなんだろう、子供の純粋な愛を利用しようとするから子供に嫌われるんだよとも思います。
「幸せになるには親を捨てるしかなかった」にも、多くの人がこのような体験をしていることがわかって少し安心しました。私だけだと思っていたことが、実は深堀りしてみると世界中の人が経験していたことだったと思えるだけで気が楽になりました。
毒親からの傷を癒やすには自分が自分の親になればいい‐幸せになるには親を捨てるしかなかった感想‐
毒親から受けた傷は誰が治してくれると思いますか?
傷つけた本人の毒親?恋人?病院の先生?友達?親戚?
答えはすべて違います。
自分です。
他者に自分を癒やしてもらおうとするとどうなるか。
それが依存に繋がってしまうんです。
自分の傷は相手に癒やしてもらうものではなく、自分のもの。親が謝ってくれて愛してくれる未来なんか訪れない。そう諦めて、自分の傷を自分で癒すことが本当の解毒のはじまりだと私は考えています。
自分が自分の傷を癒やすには、自分が親になったり、こんな人が母親だったらいいのにと思うアニメキャラクター、小説の登場人物、ぬいぐるみ、なんでもいいんです。自分のことを1番に思ってくれて裏切らない架空の存在を心のなかに作り、自分の中で癒やすこと。それも解毒の1つです。
私はアニメキャラクターに良い母親の見本を見つけたので、アニメキャラクターにしています。
どんなときも子どもたちのことを想って行動し、時には厳しく叱り子供の安全を願い、時には優しく包み込んで傷を癒やして寄り添ってくれる母親。そんな母親の元に生まれたかったなという願いをこめて決めました。
人に傷を癒やすことを求めると、その人との関係は切れやすくなっていきます。
要求がだんだんと大きくなってしまい、相手が耐えられなくなってその関係は終わってしまう。多くの毒親育ちさんが体験してきたことなんじゃないかと私は思います。私もその当事者でした。
だからこそ、自分の中に救いを求めることは間違いではないと私は考えています。
「幸せになるには親を捨てるしかなかった」には、自分が自分の親になる方法が詳しく書かれています。とても参考になるのでぜひ見てみてください。
まとめ:毒親から付けられた傷の整理、腑に落ちないことがあるとき読むといいかも‐幸せになるには親を捨てるしかなかった感想‐
「幸せになるには親を捨てるしかなかった」を読んで、毒親という存在への理解が深まり、自分の気持ちへの理解も深まりました。一冊の本にここまでわかりやすく毒親という存在について書かれているのはすごいことだなと私は感じました。
「幸せになるには親を捨てるしかなかった」には電子書籍もあるので、毒親に見つからないように読みたい方にもおすすめです。しかも電子書籍のほうが400円安いのでお得です。
ぜひ皆さんも読んでみてください!
一緒に解毒がんばりましょう!